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着スタートの諸橋愛
「チャンスが来たら差せる脚は作っておきたい」
超が付くほどの細切れ戦。諸橋愛は小松崎大地を目標に置いた一戦だった。
鐘を聞いた時点では小松崎は8番手。それでも前団のもつれを逃さなかった小松崎は最終ホームからロング捲り。結果的に捲り切って諸橋は4角ハコ展開をきっちり生かした。
「作戦とは少しズレたけど緩んだ所をいってくれました。いい競走してくれますよね。昨日、メンバーを瞬間から小松崎君に付きたいと思っていた」と終始絶賛。
「1着自体久々ですよ。絶好調ってワケではないけど、勝てて良かった。こうやってチャンスが来たときには差せる脚を作っておきたい」と貪欲な姿勢が結果に結びついた。
「セッティングを変えたら今回は良くなりましたね。具体的に? それは企業秘密です(笑)」おどけてみせたが明るい表情からも今開催はやってくれそうな雰囲気だ。
45歳とベテランの域に入った諸橋だが衰える気配は一切ない。二次予選は上越ラインで佐々木悠葵を足場にセミファイナルを目指す。