調子を上げる太田竜馬

松山競輪　２日目　８Ｒ　１番車

太田　竜馬　選手

記者「やっと強い太田選手が戻ってきましたね。」

太田「まだですよ。ちょっとずつは良くなってきたかな。」

記者「調子を落としたきっかけは流行病？」

太田「そうっすね。そこから落車もあったし…。流行病から身体に力が入らんし、まともな練習が出来んかったっすね。それで成績もそのまま落ちて行っちゃいました。」

記者「競走得点もだいぶ落としています。」

太田「浮き沈みは昔からあったけど、この１０３点は今までで一番悪い。悪くても１０６点くらいでは止まっとったのに。」

記者「今は競走得点で言うとどのくらいまで戻っていますか？」

太田「いまは１０６・１０７点くらいまでは戻せてるんじゃないですか。」

記者「早く調子を戻してもらわないと、今の犬伏選手に付いて行けるのは太田選手くらいじゃないですか？」

太田「犬さんのダッシュはヤバいっすよ！？上りでも行ってしまうから俺でもヤバいかも。」

記者「これから先、松浦・清水の中国コンビのように、太田・犬伏が徳島ゴールデンコンビとして前後、代わる代わるタイトルを獲って行くってのもありそうだし、早く見てみたいです。」

太田「そうなれたらエエっすね。はよ僕が調子上げて行かんと。地元記念の７月までには完全に戻したいっすね。」

流行病の後遺症から低迷続きだった太田。やっと太田らしい先行逃げ切りを披露してくれた。これから暖かくなってくるとスプリンターの出番がやって来る。これから昇り調子になる太田から目が離せない。