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松戸ミッドナイト
前回優勝の小玉勇一が参戦。
「4コーナーからは金です」
元々小玉は埼玉113期エリート軍団の一人。未だにS級経験はないが、A級戦では上位陣相手にも一発がある。そんなイメージの選手。
そんな小玉は前回の豊橋で約半年ぶりの優勝を掴み獲った。
「おそらく中部は番手捲りだろうなと思いながら走っていました。道中から余裕があって最後も思っていたより伸びてくれました」と会心のレースを振り返る。
実際にレースを見ると分かるが、かなりタフなレース。溝口葵の先行を加藤寛治が番手捲り。その上を行ったのは力がないとできない芸当だ。
「4コーナーからはマジで金の為でした(笑)。最後は金!金!金!って思いながら踏んだ。そうしたら優勝できた感じです」。
死に物狂いで掴んだ賞金の使い道について尋ねると
「支払いです。本当に色々お金がかかって…。家族で食事をした以外は支払いに回しました。まだまだ足りないので今回も稼ぎます」と優勝直後でも気の緩みはない。
「状態の方も前回をキープできていると思う。まずは初日をしっかり突破したい」と気合の入ったコメントを残してくれた。