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奈良競輪ミッドナイト2日目は、3人の55歳のベテラン選手たちが躍動した。
5レースに出走した55歳の神田宏行は、目標がいなくて厳しい番組となったが、
ホーム過ぎの2コーナーから仕掛けて、そのまま捲り切って1着を勝ち取った。
レース後神田は
「後方に居て、どうしようか迷っていたけど、詰まっていたので行ってみようと。結果行けて良かったです。脚は悪くないので、最終日も頑張ります。」
と話す。
残る2人の55歳ベテラン選手、中澤英治と中川博文は9レースに出走。
9レースは3分戦で地元の田中大我の後ろで奮闘するも、
田中に付いて行けず後方に置かれていたが、
中澤が、バックから仕掛けてそのまま中川を引き連れて、55歳の二人でワンツーを決めた。
レース後2人は
中澤「初日離れてしまったけど、調子が悪くて離れてしまった訳ではなかったので、挽回したかったし、モガき合いになったらタテ脚を見せて行こうと考えていた。前のレースで同じ年の神田が頑張っていて、良い刺激をもらっていました。」
中川「自分はもう中澤のお陰です。55歳同士でワンツー決められて良かった。中澤に決勝に連れて行ってもらったので、自分はもう3番手を固めます。」
と話していた。
奈良ミッドナイトは、4日に最終日を迎えるが、
そんな彼らの走りに注目したい。