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高松競輪 3日目 11R ガールズ決勝
今節の高松競輪は10R チャレンジ決勝で塩崎隼秀が特別昇班に王手を懸けた。12R A級決勝では足場を得た下井竜が、地元地区の吉田智哉とのリベンジに挑む。しかし、一番の注目は11Rガールズ決勝。ガールズケイリン女王 児玉碧衣VS四国の女王 山原さくら。前走の玉野では両者が連勝で勝ち上がり、山原が完全Vを達成。児玉は決勝4着に敗れた。やはり怪我の影響が大きいのか、レースから引き上げてくる表情も固く、苦しそうだ。状態面では山原に分があるが、元々の身体能力は児玉。この女王対決は見応え十分でファンを楽しませてくれそうだ。
①近澤 涼香 「3・3で決勝に乗れたのは初めてですよ!このまま決勝も3着取れないかなぁ(笑)。みんな強いし、前々に踏んで付いて行きたい!」
②山原 さくら 「2日目はタイミングが悪かったですね。前回より脚の感じは良いので大丈夫。女王VS四国の女王? 私は平民ですよ(笑)。児玉さんはケガがあってもあの強さ。私が万全の状態でも勝てるかどうか。私に出来る限りの事はやってみます。」
③南 円佳 「私、決勝に乗れたんですか?! 良かった~。飛んだと思ってた(笑)。でも、デキは良くないですね。原因は分かってる。私、朝が苦手なんですよ(笑)。決勝は昼だから初日、2日目よりは良くなるかな。」
④小坂 知子 「前受けからの飛び付き。やっと私らしい走りが出来た~(笑)。久々に自分で納得が出来るレースでした。3着ポーズで写真お願いしゃす。」
⑤當銘 直美 「山原さんに勝てるなんて…。今までで一番嬉しい。あんな雲の上の存在みたいな格上を相手に勝てたんですよ!この勢いを止めたくない。レースの流れを止めずに自分のペースでレースをやっていたら成績がまとまってきた。決勝は何でもやって行くスタイルで頑張ります!」
⑥高尾 貴美香 「児玉さんに付いて行った? イヤイヤ。完全に千切れていましたよ。力が違い過ぎる。もうがむしゃらに踏んでいました。決勝はいつも通り臨機応変にやります。車番が3・5・6って…悪すぎませんか(苦笑)。嫌な予感しかしない(笑)。女王様の隣り? イヤイヤ。付いて行けませんよ~(笑)。」
⑦児玉 碧衣 「勝てているけどキツい!(2日目は)風は無かったけど、初日より重かった~。スピードに乗っていないから、ずっと踏みっぱなしって感じです。やっぱり本調子ではないですね。鎖骨のプレートのせいなのか肩甲骨の動きが悪くて、(上半身の)左側が沈み込まないんですよ。だから前傾姿勢も取れず、コーナーでも身体が浮いちゃって、スライスしそうになっちゃう。インナー(内側筋肉)で回したいのに、アウター(外側筋肉)のみで踏んでいます。これが癖付いてフォームが崩れるのも嫌だし…難しい。これがコレクション(別府ウィナーズ)までの最後のレース。せめて勝ち癖を付けて挑みたいですね。玉野では山原さんに脚力負けしたので、リベンジしたい!状態が悪い部分は位置取りでカバーするしかないですね。」