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千葉PIST6 伊勢崎彰大

2022/07/23

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で22日から「PIST6 Championship」のセカンドクォーターラウンド7が開催される。初日の準決勝C(6R)に出走予定の伊勢崎彰大に話を聞いた。

伊勢崎は今節が史上最多となる10回目(同あっせんの吉田裕全と史上最速タイ)。

巷ではPIST6で競輪の成績も上がったと話題になっていた。

PIST6が始まった当初には予選は難なくといった様子だったが、やはり他の選手も回数を重ねると厳しい展開になることが多くなってきた。

少し前からは『皆回数を重ねて巧くなってきたね。今までと同じではダメだと思ってセッティングを結構換えてみているんだけどなかなか…』と眉をひそめる事が見受けられていた。


ただ、今回の前検日には「ここ最近は毎回換えて走ってみたりしていたんだけど、前回からセッティングがまとまってきた感じがある。その時のコンディションによって多少はいじったりするけどね」と笑顔を見せていた。

「あと、自分で脚を使ってでも良い位置を取りに行く事を意識している。自分を2着、3着で買ってくれるお客さんもいるし、お客さんの為にも最近は3着以内に入れるような組み立てを意識している」と今節はどこかスッキリとした表情を見せていた。

予選を3着、3着で勝ち上がり無事、準決勝へと駒を進めた伊勢崎。過去3回優出しているが、表彰台へあと一歩のところ。『もちろん優勝もしたいけど、まずは表彰台に立ちたいね』とやはり地元・千葉での強い思いが感じられる。

節目となる参加10回目。一ファンとしても表彰台に立つ姿を見られることを今か今かと心待ちにしている。

準決勝では2着権利とかなり厳しい戦いが予想されるが、明るい兆しを掴んだ伊勢崎の走りに注目したい。