アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で25日から「PIST6 ChampionShip2022-23」EXTRA STAGEラウンド4が開催されている。
2日目準決勝C(6R)に出走予定の堀江省吾に話を聞いた。
『フォースクォーター・ラウンド5』では根田空史、伊藤信を破っての完全優勝を成し遂げた堀江だが、前検日から「レース内容にもこだわりたい」という話をしていた。
「この間の優勝は展開が向いた。風を切っていた根田さんとは踏んでいた距離も違うし、力差を比べても全然違いますからね」。
「根田さんもだけど、レース内容でいうと同期の中島詩音ですよ。競輪でもここでも長い距離を逃げて、押し切って優勝している。同期だし、地区的にも近い。
意識したくなくても意識しちゃいますよ(苦笑)。勝ちもあるけど、そういう姿を見ているから、自分のためにもレース内容にこだわりたい」。
と先日、最多タイとなる5度目の優勝を決めた中島詩音へバチバチと対抗心を燃やしながら、『長い距離を踏む』というところを意識しているようだった。
ただ、言葉だけでなく予選2走とも先行押し切り。後続を離しての連勝ゴールを決めた。
「タイムトライアルでは一番時計じゃなくて、正直ゲンナリしていた。でも、デイもナイトも長い距離を踏んで、同じくらい調子の良さがあった」と好調ムードを漂わせた。
特に、二次予選では後続をぶっちぎってのゴールで圧倒的な力を見せつけた。
準決勝は難しいとされる6コーススタート。相手は同期で先行タイプの木村佑来に2着、1着でデキの良さを見せ付ける戸田洋平が相手となるが、
思う存分、力を出し切る走りで決勝進出を決めてもらいたい。