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高知競輪 2日目 10R 9番車
犬伏 湧也 選手
記者「初日はどういう作戦だったんですか?」
犬伏「本当は前を取って突っ張りって作戦だったんですけど、下げざるをえない状況だったんで後ろの香川さんと山中さんに申し訳ない事をしました。」
記者「踏んだ感じはどうですか?」
犬伏「ホームがちょっと重い感じがしたけど、ケツを下ろしてからはすーっと回せていました。後ろに長島さんが入っていたのも確認できたので、ペースで踏んで、最後に踏み直す余力は残していました。」
記者「ちょっとフォームが崩れていた時期もあったように思えたんですが、今は綺麗に上半身のブレもなく踏めているように見えます。」
犬伏「オグ(小倉竜二)さんとの練習の成果ですね。」
記者「何かコツみたいなものを掴みましたか?」
犬伏「言葉で言うのは難しいですけど、『リズム』を取って踏み込んで行くような感じです。相手に合わせて。前にすーっと吸い込まれるように。シッティングしてからグググって踏み込んでいますね。」
記者「年末より力みが無く、力のロスが無いように見えます。」
犬伏「本当ですか!?オグさんの特訓のお陰ですよ。それと地元地区なので声援が多くて(笑)。これだけ応援してくれると力になりますね。嬉しい。明日以降はもっとレベルが上がるので、しっかり組み立ても考えて挑みます。」
記者「二次予選は松浦選手と一緒ですよ。」
犬伏「相手も強いけど、やるしかないっすね。頑張ります!」
記者「松浦選手。二次予選は犬伏選手と一緒ですよ。中四国ゴールデンコンビですね。」
松浦「ブシ君?やった~。岩津さんも一緒か。3番手の岩津さんはキツいかもなぁ。」
記者「松浦選手。犬伏選手と一緒って聞いて『やった~』って言いましたけど、やっぱり嬉しいですか?」
松浦「嬉しいですよ~。だいぶ戻ってきているみたいだし心強い。しっかり付いて行かなきゃ(笑)。」
1ヶ月間、計画的に追い込んで練習をやっていた犬伏。前節の小倉から好調ムードで、松浦から見ても◎を貰える抜群のデキ。聞くと今節の目標は決勝の舞台。スピードに加え、筋持久力もアップした犬伏は戦法に幅が出てきたし、タイミング次第では達成可能な目標。ファンの声援が力になると犬伏も言っている。来場できるファンは是非、スタンドから迫力を増した犬伏の走りを見て欲しい。