競輪場特集

地元選手密着コラム 水谷好宏

2023/02/14

地元岸和田の選手にフォーカス!4選手に密着した取材記事をアップ!

ー近況のレースを振り返って頂けますか。

「ちょっと体調を崩してしまったりして、調子を落としてるんですよ。前回は2日目に単騎で1着を取ったけど、何も内容が無いレースで…。単騎でも一度先頭に立ったり、もっとやれる事はあると思うので。ただ、久しぶりの1着だったし、1着が取れたというのは正直嬉しいという気持ちもあります。気持ち的には少し楽にはなったので、自分に取ってプラスに働く様に頑張っていければと思ってます。初日は上杉君のカカリが良くて、自分も仕事して1着が取れたんで良かったです。」

ー競輪人生の中で一番印象に残っているレースや開催などがあれば教えて下さい。

「それは凄く沢山あるんですよ(笑)。まず一つ挙げるとすればかなり前にはなるんですが、まだ僕がバリバリの先行選手だった時、松坂記念の最終日に京都の村上義弘さんと連係させて頂いたんです。それまでに何度も連係はあったけど、初めてその時にワンツーを決める事が出来たんです。初めてだねと仰って下さって、その言葉が凄く鮮明に頭に残ってますね。後は和歌山での開催で、地区違いではあるんですが、大分の大塚健一郎さん、3番手に徳島の堤洋さんが後ろに付いて下さって、もう自分としては先行しか頭になかったし、他地区の方が任せて下さるというのは凄い嬉しかったというのが頭に残ってます。」

ー最近は若い選手が増えてきて、番手戦も増えた印象がありますが、その辺りはいかがですか。

「頑なに前でしか走らなかった時は、番手選手の気持ちというのを分かったつもりでしかなかったんですが、最近は後ろに付かせて貰う機会が増えて、ああこういう気持ちで走ってたんだなと。なので前の選手の気持ちも、後ろの選手の気持ちも分かるし良い意味でそういう経験が活かせる様になってきましたね。」

ー憧れの選手などはいますか。

「まだ選手になる前に初めて競輪場で見たのが石川の小嶋敬二さんで、豪快で強くて格好良くて。もう憧れであって自分の理想なんですよ。なので自分が追い込みに変わると腹を括れないのは、やっぱり小嶋さんの存在が大きいですね。」

ー趣味などありますか。

「実は趣味がないんですよね…(笑)。なので趣味を作りたいなと思って。ちょっと考えてたりするのは、僕は元々自転車歴がかなりあって、モトクロスをやってたりしたんです。なのでトラックよりもマウンテンバイクのレースを見たりするのが凄い好きだったりするんですよ。当時の仲間に連絡したりして、トライアルを乗れる様にして貰って走ろうかなと考えてたりします。