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13日から立川競輪場で「東京中日スポーツ杯(FⅠ)」が開催されている。
2日目 ガールズ予選②の6Rに出走予定の林真奈美に話を聞いた。
ボート競技から競輪選手に転身した林はデビューしてから自転車をうまく乗りこなせず、セッティングや乗り方など試行錯誤の時期が続いていたそうだ。
うまく嵌まってきたと感じたのは昨年11月の久留米開催辺りから。乗りこなせてきたのかなといい感触を掴めてきたようだ。
「ボートでは後ろに漕ぐのが得意だったんですけど、自転車は前に進めるから体の使い方が全然違う。ボートをやっていたときは道具を使いこなせていたから、自転車ってこんなに難しいのか…と。ちゃんと乗りこなせるのかなと不安な時期もありました」。
と長年携わってきたボート競技と自転車との違いに悩んだ時期もあったようだが、その不安も少し軽くなったのは大きいだろう。
近況は1着数の増えた林だが、「まずは自分が全力を出すことを大事にしている。そこに結果が付いてきてくれたら」と話す。
当地初登場の林だが、初日は最終バック過ぎから外を踏んで良い伸びを見せ、白星スタート。
「皆から聞いていた通り、バンクの重さがあって風も強かった」と苦笑いを浮かべながら話していた。
主に一人でやっていた練習を約1年くらい前から田中誠の練習チームに参加するようになり、街道練習をメインにやっているそうだ。街道練習には苦手意識があったようだが、地道な積み重ねで重さや風の感じるバンクにも対応出来ているのだろう。
試行錯誤しながらも、少しずつの積み重ねが結果に繋がっている。
この勢いでまずは連勝ゴールに期待が集まる。