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立川競輪では「東京中日スポーツ杯(FI)」」が13日に開幕する。12Rで連係する吉田有希と小川真太郎に話を聞いた。
関東地区の選手の吉田だが「実は立川は初めてなんですよ。競輪場に来るのも迷いながらっていう感じで、来るまでに気苦労があって(苦笑)」と検車場に登場した時はややげんなりした表情。「まずは指定練習で感触を掴んでいきたい」と語る。
その後に初日特選のメンバーを見渡しながら「関東は自分だけですよね。1人かぁ」とぼやいていたが、小川真太郎が番手に付くことになった。
吉田は「他地区の方に認めてもらったっていうことですよね。それは本当に嬉しい。その期待に応えられるように頑張らないといけないですよね」と一転して表情は明るくなった。
その小川は「吉田君とは対戦したことはあるけど、連係するのはもちろん初めて。ただ、対戦した時に吉田君の強さを肌で感じているので、(付けることに)迷いはなかった。強い選手なので好きなように走ってもらえれば」と吉田に対しての感想を語る。
更に「(前走の)松山の前に2ヶ月くらい空いていたのは斡旋が止まっていたのもあるけど、子供(男子)も産まれたので間が空いてしまいました。だから子供の為にお金がこれからかかっていくので、ひと稼ぎしないと。前走の松山で優勝した賞金もあるけど、もっと必要ですから」と貪欲さも見せた。
初日に、この2人の連係がバッチリ決まるかも見ものだ。