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小松島競輪 2日目
小川 将二郎・小川 圭二 選手
記者「今節は親子での参戦ですね。」
将二郎「親父とは初めて一緒の開催です。」
記者「緊張しますか?」
将二郎「緊張ってよりかは、ピリッとします。」
記者「いつもレースが終わったら、アドバイスとかあるんですか?」
将二郎「アドバイスじゃなく、あれは良いレースだった。くらいですね。凡走したときは何もないです。」
記者「それはメールで?」
将二郎「そうです。競走が終わってスマホの電源を入れた時にメールが入っていれば良いレースだったと思っていい。何もなかったら反省しろって感じですかね。自分でも分かっているので。」
記者「今節は一緒だから、その場でアドバイス貰えますか?」
将二郎「どうでしょうね(笑)。僕は下手なレースは出来ないって、そっちの方が大きいです。」
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記者「初日は将二郎選手良いレースしましたね。」
圭二「南(和夫)が残してくれたんちゃうか(笑)。」
記者「レース後はアドバイスとかしますか?」
圭二「前はしよったけどね。エエ競走しよったし。でも、ここ最近は何も言ってない。自分でも悪い所は分かっとるやろうし。あんまり言い過ぎたらプレッシャーになったり、萎縮してしもてもいかんしね。」
記者「前検日に将二郎選手がしょーもないレースした時は、メールも無いって言っていました。」
圭二「もう親子やけど、俺も一後輩として見よるけんね。」
記者「丈太(兄)選手は地脚タイプですけど、将二郎選手は圭二選手と同じスプリンターですよね。」
圭二「そやね。でも俺よりずっとダッシュある。みんなからトレチャン(トレーニングチャンピオン)って言われよるわ。エエもん持っとるけん競走脚を上げて行ったらね。ロングはもういっちょってとこやね。」
記者「先の話しになりますが、マーク選手に転向したら開花しそうですね。」
圭二「そうなってくれるとエエなぁ(笑)。ヨコも好きそうやしな。」
普段は家でもあまり会話はしないそうだが、将二郎選手のレース後に見せた圭二選手の微笑みが忘れられない。親子だけど、一プロレーサーとしてお互いを尊重している理想の親子像に見えた。