アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で7日から「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・ラウンド6が開幕している。
2日目の準決勝A(4R)に出走予定の菅田和宏と準決勝Cに出走予定の早坂秀悟。
なんと早坂と菅田は同じ時期にナショナルチームに加入。先輩・後輩の間柄ではあるが、ナショナルに入る前に一緒に『チャレンジ・ザ・オリンピック』に参加したり、
一緒に合宿へ行ったりとよく一緒に行動をしていたそうだ。
2人が所属した当初はリオオリンピックの時期。今開催出場している中川誠一郎が所属していた時期と一緒だ。
早坂が当時の事を詳しく話してくれたのだが「当時は誠一郎さんはエース。当時から憧れの存在ですよ。1回も勝てた事はなかったし、どうすれば勝てるんだろうってよく考えていました。
でも一度だけ、誠一郎さんがナショナルを辞めた後、宮城でやった全日本選手権(スプリント)では勝つことが出来たんですよ。それれだけですね(苦笑)」。
「自分がナショナルにいたときは坂本勉さんが監督。坂本さんは大学生を呼んで練習をしたりオープンな感じだった。大学生と戦うにも自分はプロっていう意地もあったから必死にやっていましたね」。
「特に強かったなと印象に残っているのは宮本隼輔と小原佑太。寺崎浩平もいたけど彼は中距離だったから一緒はなかったね。
自分は真ん中くらいだから強い選手とも大学生ともやっていた。その時の経験が今に繋がっていますね」。
「今のナショナルとは違った形でやっていたので、それは自分にとってはよかったなと今でも思いますよ」。
なかなかナショナルのことを聞く機会がなかった記者だが、早坂は質問すると丁寧に教えてくれる。
今開催は同じ時期に切磋琢磨していた中川誠一郎、早坂秀悟、菅田和宏が同あっせん。
3人とも準決勝は別々の組になったが、3人揃っての決勝戦を見てみたいと素直に思った。
2着権利と激戦の準決勝にも目が離せない。