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立川競輪 記念競輪 決勝レース後コメント

2023/01/07

新田は「記念の完全優勝はこれが初めて。南関5車なら作戦はあの感じしかないなと。後方になったら厳しいし、出遅れないように踏んでいた。(競りは)僕もキツかったけど、敵ながら郡司君もキツかったと思う。北津留は勝負が付いたら来ると思っていたので、勝負してそこから踏まないと行けないと思っていた。松井がペースだったのでキツかった。最後はゴールまでがむしゃらに踏んでいました。今開催はまず二日間は先輩や後輩のおかげ。三日目は自力で勝って今日は強い気持ちで臨んでいた。去年は順風満帆とはいかなくて、良いこともあったけど、苦しい思いをした一年だった。去年は諦めないことを学んだし、今年はその気持ちを忘れずに、一戦一戦高みを目指して戦っていきたい」。

 北津留は「どうなるか予測は付かなかったです。スタートは枠的にも選べないと思って、とりあえず同期の高橋さんの後ろに付いていた。ごちゃごちゃしていたので危ないなと思って外を踏んだら新田君が番手にいると思って、スイッチする形になりました。これは外を踏んでも併せられると思ってそのまま連れていってもらった。最善だったと思う。脚の感じは普通だったけど、自転車のサドルが壊れて三日目から変えたらちょっと違和感があった。この後は地元戦。メンバーを見たらかなり強い人が沢山いたので、目標は決勝進出くらいにしておきます(笑)」。

 松井は「ある程度、想定内でした。新田さんがこうしてくるのは分かっていたし、良い勢いで赤板目掛けて仕掛けたけど、新田さんのダッシュが良かったです。前に出てからは郡司さんが追い上げてくるのを待って、踏みながらでした。ペースが上がると競りは内が有利になっちゃうし、徐々に上げながら踏んだけど…。今日は南関から優勝者を出そうと思っていたので悔しい気持ちです。その中でも競輪祭の権利を取れたのはよかったと思う。僕も獲りに行くような走りだったらまた違ったけど、今日は後ろが長くて固めてくれた人達の気持ちも考えて走った。今後は記念だけじゃなくて、特別競輪でも結果を出せるように。昨日も今日も感じ的には良かったですね」。