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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で7日から「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・ラウンド6が開幕する。初日の一次予選E(5R)に出走する早坂秀悟に話を聞いた。
今回が12回目の参加となる早坂。「なかなか勝ちきれないね」と苦笑いを浮かべながら話す早坂だが、近況は競輪でもPIST6でも少しレーススタイルが変わった。
「ただ、ドカンと先行するだけでは勝てない。相手の考えを読みながら色々考えて走らないと。最近はいかに着をまとめられるか考えながら走っている」。
「最近の若い子はそれがうまい。(同県だと)木村皆斗の走りがそうなんだよね。もっとうまく走りたいんだけど、今までずっと力だけで勝負する走り方をしてたからなかなかね…」と近年変わっていくレースの流れに悩む姿も見受けられた。
「柔軟性が大事だね。昔から両親にも言われていたけど、自分がそうと決めたらそれしか出来ない。A級に落ちてからも自分がしたいと思ったレースをしていたからお客さんには申し訳ない。点数も落としてしまったし、これからは柔軟に考えながら走っていきたい」と話していた。
今開催は早坂と同じ元ナショナルチーム所属の中川誠一郎と一緒の開催。
「誠一郎さん? 一緒に練習していましたよ。当時は住み込みじゃなかったから週に1回くらいだったけどね。誠一郎さんはエース。当時は誠一郎さんと(渡邉)一成さんが軸になっていましたからね」と記者の質問に応えた。
今開催の優勝経験者は早坂と中川の2人。
両者の優勝争いには注目が集まっている事だろう。