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元プロ野球選手で今年5月にデビューしたばかりのルーキー大村涼兼(神奈川・129期)。
身長は189cmと恵まれた体格だが、身長160センチほどの記者に対しても、しっかりと目を合わせて言葉を紡いでくれた。
インタビューが終わると、記者陣に対して「ありがとうございました!」と爽やかな笑顔で一礼。その丁寧で律儀な立ち振る舞いからは、マウンドに立っていた選手時代から育まれてきた、周囲への敬意と誠実さが滲み出ていた。
デビュー後、ナイターやモーニングの開催が続き、今回は久しぶりの日中のレース。
ナイター明けの中2日というタフな日程での参戦となったものの、「コンディションは悪くないです」と話す。とは言いつつ、初めての立川。
精神的な疲れもあるのではないか?昨夜は眠れたか聞いてみると、
「昨夜は午後9時に寝ました(笑)。部屋でDVDを聞きながら天井を見ていたら、すぐに眠れちゃいましたね」と満面の笑みだった。
「たくさん寝ればいいっていうものでもないし、レースで不規則な時もあるし、現在は自分にとってベストな睡眠時間を模索中」なんだそうだ。
そして、最近は話題の“ヒツジのいらない枕”を購入するなど、睡眠グッズへの探求心も止まらない。
「今回の立川が終わったら少し日程があくので(※次走は9月30日からの前橋)、藤岡君(129期・藤岡祐馬)と一緒にマットレスを買いに行こうと話しているんです」と、遠征先にマイマットレスを持ち込んで身体をケアする先輩たちの姿を参考にしているらしい。
その調整のおかげか、今日の2日目のレースでは手ごたえがあったようだ。
前日の雨もあってか、「バンクは過去一重かった」そうだ。
「いつものスピードだとずっと漕いでいないといけなくて……。でも、ちょっと早くで構えていたのでよかったです。『ここしかない』と思って2コーナーで出切れたんですが、本当にきつくて、差されるかと思いました(苦笑)」と、タフな展開に苦しみながらも、極限状態を耐え抜いた。
明日のA級チャレンジ決勝は「展開の助けだけじゃなく、やっぱり自分の積極的なレースで勝ちたいです」と意気込みを語った。
今夜もぐっすり眠って明日のレースも持ち味を生かした結果が出ることを願う。