【西武園競輪FⅠ】和やかムードの大薗宏

西武園競輪場で24日からナイター競輪「スポーツニッポン新聞社杯(FI)」が開催されている。

最終日 7RのS級特選に出走する大薗宏に話を聞いた。

今開催は追加での参加。直前の立川が終わり、年明けのいわき平開催へ荷物(フレーム等)を送った後に追加が決まった。

フレームは送ってしまったため、以前使っていたフレームを持参。

「あと1日早かったらなぁ。一回使ってダメだなと思ってたフレームなんだよ。

今回は別物だと思って使うよ。色々セッティングを試して、来年に向けての開催にしよう！」とブツブツと言いながらも気合十分。

いつも、PIST6で盛り上げてくれる大薗だが、ここでも大薗節は炸裂。

「もう俺は来年しか見てねえんだ。何でか分かるか？」となぜか指を見せる大薗。

まじまじと見てみると、なんと可愛い『ダルマ』のネイルではないか。

「ほら、もう来年だろ？！」と少年のような笑顔を見せた。

『無事完走』の目標で挑んだ今開催は終始和やかムード。同県の吉田昌司、佐藤礼文の茨城勢が集まるとワイワイと談笑。

まるで少年のような様子に思わずこちらも笑みが溢れてしまった。

最初会った時はビクビクしながら話しかけていたが、会う回数を重ねると親戚のおじさんのような安心感がある。

最終日の残り1走を無事走り終え、新しい一年を迎えてもらいたい。