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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で25日、「PIST6 Championship」のフォースクォーター・ラウンド4の決勝レースが行われた。初出場で見事に完全優勝を飾った佐藤幸治に話を聞いた。
――優勝おめでとうございます!率直な気持ちをお聞かせください!
自分に“ブラボー”と言いたいです(笑)。出来すぎた感じがありますけど、走っていて楽しかったですね。
――決勝戦を振り返っていかがですか?
中団の4コーススタートだったので、とりあえず後方にならないよう前々を意識して、早めにいきました。
脚を使った分、踏み出しは少し悪かったけど、前団を飲み込むことができて良かったです。
――描いていたレースプラン通りに走れましたか?
いや、ならなかったですね。誰かの仕掛けに付いていき、その後位に入るのが理想でした。
外、外、外を走って脚を削られてしまい、キツかったけど堪えてそのままスパートしていったのが良かったですね。
――優勝を確信したのはどの辺りですか?
先行した齋木翔多君をラスト1周で捕らえたところですね。スピードも良かったので“いける”と。
――完全優勝の要因は?
ギヤの兼ね合いがどうかなって思っていたけど、噛み合ってくれた。今後もまたギヤを考えて試行錯誤していきたい。
あとは後方にならないように前々を意識して走った結果ですかね。
――タイムトライアルも1位通過で真の完全優勝です。
準決勝の同着が大きかったですね。(後藤悠と同着)
――優勝賞金の使い道はどうしましょう?
自転車に使おうかな。車輪やケア用品などを買いたいと思います。
――競輪での優勝は2020年が最後、PIST6優勝は弾みになりそうですか?
なりますね。本職ももう少し頑張りたい。今年は体調を崩してあまり良くなかったので、最後にこういう形で締め括ることができて良かったです。
――PIST6を走っての感想を教えてください。
練習とは全然違い、いいスピード感で楽しかった。高校から競技をやっていたので、昔を思い出しましたね。それにPIST6の演出は想像以上に迫力があって楽しかった。
いやぁ、優勝できるとは。
――では、最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
2日間応援ありがとうございました。また1月下旬に走る予定ですので、応援よろしくお願いします!