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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で24日から「PIST6 Championship」のフォースクォーター・ラウンド4が開催される。一次予選F(6R)に出走予定の佐藤幸司に話を聞いた。
今シリーズは過去2度の優勝経験がある藤井昭吾をはじめ、追加参戦で早坂秀悟と後藤悠が加わって優勝争いは激化。更には恩田淳平や小佐野文秀、宇佐見優介ら巧者揃いで波乱ムードも漂う。
また、優勝候補に名乗りを上げた選手がいる。初出場の佐藤幸治だ。10秒024の好タイムを叩き出し、タイムトライアルを1位で通過。前開催は隅田洋介(優勝)、中西大(2位)の“S級1班ワンツー”だっただけに、佐藤もS1の意地を見せつけて初優勝の可能性も十分ある。
――PIST6初参加になります。イメージはできていますか?
夏頃に走る予定でしたが欠場をして、それからはちょっと間が空いてしましましたね。今回が初参加ということで楽しみにしてきました。
講習会以来の250バンクなので走ってみないと分からない部分はある。でも、YouTubeでレース映像をチェックして研究はしてきたのでイメージはできています。カーボンフレームも普段から乗っているので、違和感はない。あとはギヤ比の兼ね合いですかね。
――自転車競技経験はどうですか?
高校では自転車競技部だった。選手になってからは地区プロでチームスプリントを走っていました。僕自身、競技が好きなので楽しみです。
――タイムトライアル、いきなり10秒270! かなりいいタイムが出ましたね。
自分でもビックリ。講習会では4.5倍のギヤで10秒6がベストだった。それよりもギヤをかけないとタイムは出ないかなと思って、練習をやってきました。ギヤは4.62倍にしてタイムを大幅に更新できたので正解でしたね。
――駆け方やバンクも感触も良かったですか?
コース取りはイマイチだったけど、屋内だから流れてくれますね。感触は指定練習でも軽い感じがしたし、バンクは走りやすいです。
――参加にあたって、周囲からアドバイスはあったんですか?
後輩でPIST6を走った選手も多いので話を聞いたりはしました。ハロンは河端朋之さんの駆け方をチェックしました。今回の感じだとまだまだ改善点はあるので、もっといいタイムが出せるといいですね。
――レースはどんなイメージで臨みたいですか?
レースでは内に包まれるケースが怖い。競輪と違ってヨコの動きが出来ない分、難しいですよね。自分は捲り主体に持ち味を生かせたらいいな、と思っている。もちろん、展開に応じては行けるとこがあれば積極的な仕掛けを含めて走りたい。
――最後に意気込みをお願いします。
一戦一戦に集中して、優勝ができたらいいですね。頑張ります!