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広島競輪 4日目 11R 5番車
香川 雄介 選手
記者「準決は寺崎(浩平)選手に離れてしまいましたね。」
香川「あぁなるとは思っとった。前受けから下げて後方やろ。あれは千切れるって。でも一回付いてみたかったんよ。ナショナルチームで地区も違うし、あんまり連係できる機会がないやろ。」
記者「骨折していてもずっと好走していますよね。今節は初日に落車もありましたけど、今現在、何本折れているんですか?」
香川「鎖骨、肋骨…競輪祭のアップ中にも折れたけん…4本か。あっ初日、オグ(小倉竜二)の上に落ちてあいつのフレーム折ってしもうたけん。5本やな(笑)。」
記者「痛くないんですか?」
香川「痛いん決まっとるやろ。でも走り始めたら忘れてまうわ。」
記者「写真一枚お願いします。」
香川「こんな汚い服でエエんか?」
記者「この会話もセットで記事にするので良いですよ。」
香川「(笑)。嫁に怒られるわ。ちゃんとした服着ろって。」
骨折明けでも、競輪祭は準決勝まで勝ち進み、地元記念では決勝進出。今節は初日に落車があったにも関わらず好走を続ける香川。身体はボロボロのはずだが
強い気持ちで乗り切っている姿は尊敬に値する。最終日は地元の大川龍二に任せることになった。満身創痍の身体に鞭を打ち全力で追い込む。