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広島競輪 3日目 12R 5番車
松浦 悠士 選手
松浦「二次予選は行こうとしたタイミングで前も踏み込んでいた。あのまま行ったら藤井(昭吾)君に併されると思って一度休みました。良い時ならあの上を力で行けていたけど…う…ん。昨日の接触で後輪が壊れたので変えた。それも良くないのかな。ちょっと後輪は変えてみます。昨日より身体のダメージはなかったはずなのに、どこが悪いのか正直分からない。」
記者「一番考えられるのが後輪ですか?」
松浦「それもあらを探せばって感じですよ。しっかり自分のタイミングで踏み込んだはずなのに、自分で思ったような初速じゃなかった。今日の感じじゃこの記念の優勝もだけど、グランプリも厳しいので何かしらしないと。」
勝ち上がれてはいるが、初日のレースの組み立て、2日目の大事を取った走りと何か違和感を覚える今回の松浦。本人も原因が分からず悩んでいるようで表情は固い。競輪はギャンブルだが走っている選手にとっては身体を使うスポーツ。心技体は勿論、自転車のセッティングから自然相手の風と様々な要因があっての結果。経験豊かな松浦なら今節中にある程度戻してくると信じたい。準決勝は相性抜群の犬伏湧也との連係。犬伏も自分役割は十二分に承知。ファンの望む松浦劇場の開幕を期待する。