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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で12日から「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・PIST6カップ1が行われている。
5R準決勝Bに出走する木村皆斗と6R準決勝C出走する石塚慶一郎に話を聞いた。
今回同あっせんの石塚慶一郎と木村皆斗は同級生。更に高校時代は同じロード、スクラッチで切磋琢磨していたそうだ。高校時代から交流があり、選手になった今も仲が良い。
木村に石塚の事を聞いてみると「石塚君は因縁の相手なんすよ。(高校2年の時)選抜大会(小倉で行われた第42回全国高等学校選抜自転車競技大会)のスクラッチ決勝で石塚君に絡まれて転かされたんですよ。再乗はしたけど、僕の選抜優勝を奪われましたからね」と笑いながらも悔しげに話す。
その件に付いて石塚に聞いてみると「あー…。自分が振ったときに絡まっちゃったんですよね」と苦笑い。
高校時代からバチバチと闘志を燃やしていた2人だが、セカンドクォーターファイナルラウンドの決勝戦で対戦。結果は木村皆斗が雨谷一樹を破っての優勝。石塚は4着の結果。
準決勝は一緒のレースとはならなかったものの、決勝に勝ち上がれば2人の対戦が待ち受けている。石塚は苦笑いを浮かべながら「自分は高校時代から位置を取ってのレースをしていたので、木村君に走り方を知られているんですよね」と話す。
対する木村は雨谷一樹、河端朋之を破り、PIST6最年少優勝で過去3度の優勝を経験しており、今回の優勝候補として注目を集めている。「もし、一緒のレースになったらバチバチですよ」とニヤリ。
同期同級生の再度の対戦を見る事が出来るのか、2人の準決勝の走りに注目したい。