FⅠ&FⅡニュース

松戸 F2 ミッドナイト 2日目

2026/01/12

 能力は折り紙付きの鈴木庸之選手は【色々と課題をクリアして戻していきたい】

 

1月11日から松戸競輪場で「オッズパーク杯」F2・ミッドナイト競輪が開催されている。

2日目のA級準決勝の9Rに出場する鈴木庸之選手に話を聞いてみた。

 鈴木庸之選手と言えば長らくS級を務めた実力者だが、現状はヘルニアの手術を経て復活を目指している最中。

 予選は人気に推されてスタートを取った伊藤涼介-近藤範昌の3番手を取って周回を重ねる。そのまま伊藤涼介が先行態勢に入るが、ジャンで強引に発進した。その動きを察した伊藤涼介が併せてくると、素早く番手の近藤範昌をキメにかかる。外競りから近藤範昌に競り勝って番手を奪い、抜きに行ったが振り切られてしまった。それでも気合いの入った走りで2着を確保して準決勝へ進出を決めた。

 「最初からジャンで仕掛けようと決めていたんですよ。自分の点数では3着だと準決へは上がれないし、勝負しようと思っていました。番手で競る形になったのは併されたからで、逃げに行ったんですよ。自分で踏める距離というのがあって、その距離を踏み切って勝てるようになってくれば、次の段階に進める。戻している最中なので、一つ一つ課題を持って取り組んでいるんです。自分はコメントで本当は『自力』と言いたいんですけど、今日(初日)みたいに番手をやる時もあるじゃないですか。だから『自力自在』とコメントしています」と笑顔で話してくれた。

 またヘルニアの事を聞いてみると「3回目の手術をする前なんかレントゲンと撮ってみると、患部が垂れ下がって神経に触れていたんです。歩く時に気を抜いたりすると膝がガクって折れてしまう事もあって大変だったんです。手術は上手くいったみたいで、最近は腰の具合がいいんです。練習の方は街道をメインにしてから練習を増やせるようになってきた。道路って平らじゃないですか。だからヨコに引っ張られる事もなく、腰に負担がかからないんですよ。これからも色々な課題をクリアして戻していきたい」。

 全盛時から比べると物足りなさを感じるが、強気な攻めは今も健在。気迫溢れる走りで魅せてほしいところだ。

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