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松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GⅢ)」が8日から開幕。
9R二次予選に出場する上田尭弥に話を聞いた。
初日は中団から捲ってワンツースリーを決めた上田。後ろの渡部哲男には差されたものの、2着と好スタートを切った。
直前の玉野開催では連勝からの準優勝と勢いが続いている様子。
以前、会った取手開催では『セッティングがしっくりきていない』と眉をしかめていたが、2場所前の富山記念3日目からセッティングが出始めたそうだ。
「セッティングに結構悩んでいたので、やっとセッティングが出て気持ちに余裕が出てきた」と話し表情もスッキリとしていた様に感じた。
初日、初手の並びは土生敦弘-畑段嵐士-武田哲二の近畿勢、猪狩祐樹-竹山陵太の東北勢。後ろ攻めとなった上田尭弥-渡部哲男-児玉慎一郎の西日本勢に単騎の福田滉。
上田が押さえて残り2周で東北2車が前に出させ、3番手を確保した上田。車間を空けながら土生の仕掛けに併せて最終ホームで外に持ち出した。
猪狩の抵抗はあったものの、バックでは先頭に立ちラインワンツースリーを決めた。
「猪狩さんが来たときに土生君がいなかったので、それなら出してもいいかなと。その後は車間を切って、モニターを見たら一本棒だった。これなら土生君より先に仕掛ければワンツースリーが決まると思った。車の出も良かったです」。
「ただ、ゴールした後はずっぽし行かれた気がした。渡部さんつえーなと思ったけど、実際は際どかった。今日は理想的な踏み方が出来たし余裕を持って走れた。二次予選も構え過ぎずに積極的にいきたい」。
2着スタートとはなったが、好調気配は継続中の様子。二次予選は特選スタートの桑原大志と桜井太士でラインを固める。
相手は窓場千加頼-畑段嵐士の京都コンビ、高橋晋也-和田圭-尾形鉄馬の東北勢に単騎を選択した望月裕一郎。
強者揃いとなったが、この調子で予選突破を狙いたい。