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大宮 F2 モーニング 2日目

2025/12/12

 土生智徳選手は「しっかり出し切って勝ち上がりたい」

 

12月12日から大宮競輪場で「ブリヂストンサイクル杯」のチャレンジモーニングが開催されている。

 13日に行われるチャレンジ準決勝の6Rに出場する土生智徳選手に話を聞いてみた。

 まずは予選を振り返ってみる。正攻法の位置を取っての突っ張りだった。最終ホームから徐々にペースを上げていき、強風の中でもしっかり踏み切っていて、ゴール前では番手の中井修が3着落ちするくらいの踏み直しだ。レース内容は満点であり強かった。

 「(最終ホームで)押される感じがあったので、バックに向けてスピードを乗せて行ったんですよ。バックではペースに持ち込めたし、最後は後ろから来られても併せられるようにしていました。大宮は初めてですが、癖のある33や400に比べて走りやすかったです」と振り返ってくれた。

 「自分の脚質ですか? どちらかというと地脚よりじゃないですかね。戦法ですか? 前を取った時は突っ張りが基本ですけど、相手が強引に押さえに来たら下げますよ。後ろ攻めの時はブーメランとかも考えながらになりますけど、斬らせてくれればそのまま駆けちゃいます。養成所ではみんなが仕掛けたがるし、もがき合いになるんですよね。その名残という訳ではないんですが、前はカマシを多用していたんですよ。ただ、それだけだと併せられたりして通用しなくなってきて、戦法の幅を拡げました。これからの事を考えると色々とできないといけないですからね。しっかり出し切って勝ち上がりたい」と言って締め括ってくれた。

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