FⅠ&FⅡニュース

高松記念 決勝1着~3着のインタビュー

2022/12/06

 優勝 佐々木悠葵

獲れる感じが1コもなかったんで、ずっと。獲れたらいいなって夢が叶った感じです。今のグレードレースは獲るのがすごい厳しいので奇跡ですね。眞杉君はさすがG1で活躍している選手。ダッシュがすごかった。稲川さんも自分のとこ狙ってたと思うし、仮にやられてもやり返すつもりでいました。(そのあと稲川が捲ってきて)来たのは見えたんですけど、ちょっと踏んだら止まったので、まだ眞杉君も頑張っていたので、残るようにって思いで自分も頑張りました。自分はまだそんなに警戒されていないんですけど、今回の走りで何でもやる選手と認知されたと思うので、これからはしっかり気を引き締めて、強い気持ちでやっていきたい。今までG1では準決が最高なので、来年は決勝に上がれるように。

 2着 吉澤 純平

眞杉君が気を遣って外の方を行ってくれたので助かりました。南さんがエックス(攻撃)で降りてくると思ってあんまり上がれなかったんですけど、イナショウのとこだけ何とか耐えて、あとは間と思っていました。待って、待ってでしたが、ラインの中で佐々木君が勝ってくれてよかったです。自分はあれが精一杯。(今開催は初日に落車したが)決勝が一番良かったです。2日目、3日目は不安な部分も大きかったんですが、決勝は開き直りもあったし、集中して走れました。今年は落車したり病気したり万全な状態でG1に行けることが少なかったんで、来年は普段の生活からしっかりやっていきたい。

 3着 眞杉  匠

初手が中団ならあれを考えていました。今日はうまくまわせましたね。4日間の中で一番よかったです。ラインの誰かが絡まれたら自分の着もなくなっちゃうんで、しっかり出切れるようにと。重い中でもまわせていたので、もし誰か来ても踏み併せるくらいのペースで行っていました。最高のパターンになりましたね。急な追加で来たわりに今回は走れた方だと思います。正直ここまで走れるとは思っていなかった。来年の目標? 今年より良い成績を残すこと。新山(響平)さんの優勝も刺激になったし、自分もG1優勝を目指して。自分は全体的にまとまっていてバランスはいいんですけど、坂井(洋)先生のダッシュみたいにズバ抜けた武器がない。そういうのが1つ欲しいですね。