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京王閣競輪場のナイター「CTC杯&ディリースポーツ杯 (FII)」が13日に初日を迎えた。4Rを走って1着の松田安綱に話を聞いた。
初日の松田は4車を生かせず下げての捲りとなり「ラインで決まっていないし、反省しかない」と猛省。
準決勝は同郷の中島響の前を回り、同期の森飛龍との2分戦。「お互いがお互いの事を知り尽くしている。自分が一番車だし、今度こそラインで決められるように」と意気込む。
二世レーサーの松田の師匠は、父の治之。51歳となった今も100点オーバーの点数を持つ大ベテランだ。
「師匠からはやれる事をやれ、と。(治之の)どんなところが凄いか?“忍耐力”だと思います。あの年齢になっても、しっかり練習しているのは凄いと思う。自分もいつか超えられるように。息の長い選手になりたいです」
本デビュー後は優勝3回。ここまでを「やれている方かな」と振り返るが、4年間のアマチュア経験を経て掴んだ今がある。積み重ねた努力が、やがて父の背を超える日を呼び寄せるはずだ。