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塩島嵩一朗(神奈川・125期・S2)
アマチュア時代から抜群の実績で注目されていたが、養成所の記録会でもゴールデンキャップ獲得と能力の高さを証明。特にダッシュ力には定評があり、一気のカマシ・捲りは威力十分。前節の小倉FⅠシリーズを完全VでS級初優勝を決めて勢いそのままに参戦。今シリーズは地元の重要な戦力として期待は大きいが、その秘めた能力を出し切ればGⅢ初制覇まである。

治田知也(新潟・121期・S2)
養成所の記録会でゴールデンキャップを獲得した逸材で、A級戦9連勝を挙げて今年2月にS級特別昇級を果たした。近況はS級のペースにも慣れて能力を発揮しはじめ、FⅠクラスの予選をコンスタントに突破している。今シリーズはステップアップにとどまらず、上位陣を脅かす活躍に期待。

木村佑来(宮城・119期・S2)
積極的なレーススタイルで存在感を示しつつある。8月松戸記念の二次予選では徹底先行の後藤大輝(福岡・121期・S1)、今シリーズでも対戦があるかもしれない塩島嵩一朗との対戦で注目を集めたが、青板バック過ぎからの突っ張り先行で3番手から巻き返す後藤を出さずに、3着に粘り込み二次予選突破の内容は高評価。

原井博斗(福岡・115期・S1)
デビュー当時から自在なタイプとして戦っていたが、近況は追い込み型として戦う。シャープな差し脚を武器に目標がいれば番手から、目標が不在なら好位を狙って強気に捌く競走で直線勝負。今シリーズの九州ラインには機動型が豊富なのは好材料で、スピードを借りてゴール前は差し脚を伸ばす。