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ナショナルチームの太田海也と小原佑太が初日から同じレースというのは勿体ない気もするが、選手は与えられた番組で走るしかなく、両者共に苦笑いしながら「頑張ろう」と健闘を誓った。
先輩の小原は「昨日までナショナルチームで一緒でしたけど、太田君とはいつも良い勝負をしていますよ。どっちが強いかって? どっこいどっこいじゃないですか」と教えてくれたが、隣で聞いていた太田は「よく言いますよ。どっこいどっこいの日がたまにあるくらいで、ほとんどの日は僕が負けているじゃないですか」と笑いながら説明。
ちなみに2人は直前の取手F1でも対戦していて、打鐘の2センターからカマした小原を単騎の太田が捲ってS級初優勝を達成したが、太田曰く「あれは最初から一発狙えばいいというレースだったし展開に恵まれただけ。力で勝ったとは思っていません」とのこと。「僕にもラインが出来て対戦するのは初めてなので、今度は思いっきり力勝負します!」と言えば、小原も受けて立つよといった感じで、「もちろん俺もとことんやるよ。今度はリベンジするからな」と早くもバッチンバッチン火花が散っていた。