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【青森 F1】吉田裕全選手は「コマ切れになった方が面白い。単騎で一発狙います」
10月27日から青森競輪場で「ノースランドC スピチャン杯」のS級シリーズが開催されているが、10月30日は3日間シリーズの最終日。
A級決勝の11Rに出場する吉田裕全選手に話を聞いてみた。
準決勝は自分でやる事を選択。赤板でしっかり斬り、坪内恒-加藤圭一を迎え入れて3番手を確保。打鐘で谷本奨輝に追い上げられて併走になるが、その位置を明け渡す事なく加藤圭一後位をきっちりキープ。4角の立ち上がりから外を回したが、加藤圭一を抜くまでには至らず2着で決勝への進出を決めた。
「組み立ては予定どおりだった。ジャンで6番(谷本奨輝)と絡んだ時に少し脚を使ってしまったけど、初日が(特選)1着だったし、3着でも上がれるというものあって安全運転してしまった。堀さんには悪い事をしてしまいました(苦笑)」と振り返る。
「関東地区の目標があれば付くし、いなければ自分でやるスタイル。基本は追い込みだけど、まだまだまくりとかを捨てた訳ではないし、初日みたいにまくりで勝った時なんか本当に気持ちがいいので(笑)。競輪場に入る時は『いつでも自分でやる準備』をしてきているし、その辺りは与えられた番組の中で臨機応変にやります」と言う。
決勝は北日本の4人は熟慮の末2対2で別線を選択。並びは岡部伶音-成田直喜・菊地圭-松澤敬輔・吉田裕全・坪内恒-加藤圭のコマ切れ戦になった。
「コマ切れ戦になってくれた方が自分にもチャンスがある。脚の感じはいいので、まくりも考えながら単騎で一発を狙います」とキッパリ。