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【青森 F1】坂本貴史選手は「決勝進出が最低限の目標だけど、まずは予選をしっかりクリアしなきゃいけない」
10月27日から青森競輪場で「ノースランドC スピチャン杯」のS級シリーズが開催される。今開催はS級シリーズとしては最終戦となる。
S級予選の9Rには地元の坂本貴史選手が登場。最近は競走得点を下げているし、F1戦でも決勝進出を逃しているレースが多い。その辺りの事を興味があったので話を聞いてみた。
「体調面とか色々な事が積み重なってはいるんですけど、練習ができていないとか、そういう事は全然ないですよ。いつも競走に入る時は『自分でやる』つもりで入っているし、人の後ろを回る時はメンバー次第。それも任せる選手が弱気であれば、自分よりも点数があったとしても『自分が前で』とお願いしている。だから、気持ちの面でどうこうというのはないです。あとS班の人は中心に組まれるからメンバーって良くなるじゃないですか。自分みたいに点数がなくなってくると、相手が強くなってくるし、苦しい車番に入れられてしまう事が多くなってくるんです。だから、今みたいな成績になってしまう。愚痴を言っても仕方ないですが…。人の後ろを回る事も多くなってきて、勝負どころの判断がいかに重要なのかが分かってきたんですよ。4角番手というのは滅多にないし、きびしい展開の時とかにどうリカバリーして勝ち上がっていけるかという課題も見つかったので」と言う。
初日の予選は木村佑来という『大砲』を手に入れたが、「木村君とは初めて。一緒に練習も一緒にした事がないんです。競走を見ている限りいいレースをしていますよね。だからといって自信がないなら自分でやりますけど(苦笑)。それくらい仕上げてきていますから。地元の最終戦だからという訳ではないですが、決勝進出が最低限の目標。ただ、それを達成するには予選をしっかりクリアしなきゃいけないし、まずは予選に集中します」と言って締め括ってくれた。