アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
青森競輪 吉川希望
青森ナイター競輪「日刊スポ トラスト配送 CTC(FⅠ)」は9日に準決勝戦を迎えた。A級準決を勝ち上がった吉川希望に話を聞いた。
準決は車番が悪く、後方から押さえて出る展開であったが、赤板で斬って前に出ることに成功。「正直、斬れるとは思っていなかった。前に出てから相手の動きに合わせて駆けていく感じになりました」とレースを振り返る。
今の青森は日が沈むと一気に気温が降下する。その気温の差も影響しているようで「アップの時は20度近くあったので、あまり気にしなかったけど、走る時くらいにはかなり下がっていて。その寒さのせいか、立ち上げの時は踏み切れない感じだった」。
しかし、一度スピードに乗せていくとしっかりと伸びていく。「実はアップの時点で自分が調子良いときの感じがありました。初日に長い距離を踏んだのが、結果として良かったのかも知れない。バックで福田君には行かれてしまったけど、回していく感じは良かったです」と手応えがある様子だった。
「自分の感じは悪くないし、何よりも相性の良い青森。決勝も何とか頑張って今回を良い追加と言えるようにしたい」と話す。手強い相手との対戦となるが、持ち前のタテ脚で活路を開く走りに注目してみたい。