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昨年の京王閣以来、およそ一年振りの記念Vを果たした犬伏湧也に話を聞いた
レースは正攻法の関東勢が山田庸平を一旦突っ張ると、赤板前から三谷竜生が猛然とカマシ、主導権を奪うかに、後方でそれを眺めていた犬伏湧也が鐘前1半から痛烈なスピードでカマすと、あっさりと前団を飲み込む。佐々木豪もピタリ続く。この両者で3番手以降をドンドンと引き離す。バックから山田久徳が自力に変化するが前は遠く、四国両者の一戦も、犬伏が佐々木の追撃を断ってVゴールを決めた。
やっと結果を出せてホッとしました。S班に格付けされて、勝たなあかんレースレースも多々あったけど、中々結果が付いてこず、苦しい時期もありました。遅くなってしまったけど、やっとグレードレースで結果を出せた。戦前の作戦では、短走路だし、一撃で前団を仕留めれば豪ちゃんと決まると思っていた。三谷さんが関東勢を叩く時に上手くスピードを貰えたし、しっかりと踏み込めました。タイミングも良かったし、ゴールまでスピード良く行けた。ゴールでは押し切ったと分かったし、思わず叫んでしまいました(笑)。豪ちゃんには結構、抜かれているケースも多かったし、たまには自分が先着しても良いでしょう。今は賞金ランク、9位辺りをうろちょろしているし、GPに向けて残りのGⅠ二戦、しっかりと結果を出せる様に精進します。