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今回は京都向日町競輪開設75周年記念平安賞GⅢ in奈良(9月25日~9月28日)に出場の
谷内健太選手(京都・125期)にお話を伺いました!
-星野「8月末に特別昇級されて、S級の初戦が平安賞ですが、今のお気持ちはいかがですか?」
-谷内「斡旋が決まったときは本当に嬉しかったです。決まってからは、この舞台を想定してしっかりと練習を積んできました。ただ、9車立てのレースは初めてですし、周回数も多くなります。奈良バンク自体は何度も走らせてもらってますが、展開も違ってくると思うので、今は緊張感が勝ってますね(苦笑)」
-星野「特別昇級した時はどんなお気持ちでしたか?」
-谷内「9連勝へは3度目の挑戦だったので、得意ではない捲りが決まった時はホッとしました」
-星野「デビューから一年半でS級。ここまでの道のりはどうでしたか?
-谷内「もう少し早くS級に上がりたかったんですが、簡単にはいきませんでしたね。でも、S級のレースの方が特別昇級する事より、もっと難しいと思う。時間が掛かった分、S級のレースに対応できるような練習や、レースの中でもS級を想定して走る事ができたのは良かったと思います。ただ、ここからが本番だと思うので、しっかりとS級で戦える基礎を作っていきたいですね」
-星野「同期の中には先にS級で戦っている選手もいます。やはり刺激はありましたか?」
-谷内「レースで走っている姿を見ると焦りもありましたが、9月頭に新人研修があったんです。そこで先にS級で走ってる同期とも練習する機会があって、凄いタイムで走っていたのは刺激になりました。125期は強い人が多くて、すでにGⅠで走ってる人もいます。そこに追いつけ追い越せで、京都を盛り上げる存在になりたいです!」
-星野「現在の近い所の目標は何ですか?」
-谷内「デビューした時に3年以内にGⅠに出場するのが目標だったんです。今、2年目なので後1年。今はGⅠに出ることを目標にしています」
-星野「そのためにどんな所に重点を置いてトレーニングされてますか?」
-谷内「午前中は練習メニューやスケジュールを全て(村上)博幸さんにお任せさせて頂いてやっていますが、午後は自分で足りないところを考えて補う練習をしています。学生時代は中長距離をやっていたので、長い距離を走るのは得意なんですが、トップスピードを維持する力がまだ足りていません。なので、回転持久力を重点的に取り組んでいます。先行も逃げるだけではダメで奥が深いですので、一つ一つクリアにしていきたいですね」
-星野「さて、初日は7レースに登場。どう挑みますか?」
-谷内「チャレンジャー精神で思い切ったレースをしようと思います。(村上)博幸さんからもインパクトのあるレースをしてこい!とアドバイスを頂いたので、勝ち負けをあまり意識せずにとにかく力を出し切る競走を4日間心がけたいですね」
-星野「それは楽しみですね!そして、今回、同時斡旋の山田久徳選手も一緒に練習されてると伺いましたが?」
-谷内「(山田)久徳さんからもいつもアドバイスを頂いているので同じ開催は心強いですね!勝ち上がってどこかで連係したいし、(山田)久徳さんも、僕と連係できるのを楽しみにしていると言ってくれていました」
-星野「それは注目の一戦になりそうですね!では、最後に4日間の意気込みをお願いします!」
-谷内「初のS級戦で慣れてない事も多いですが、たくさん得る事もあると思います。4日間たくさん吸収して、大きな舞台でも近畿の先輩に任される存在になっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!!」