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【立川・FⅠ】 猪狩祐樹選手は「整体で体の状態はバッチリ」
9月16日から立川競輪場で「報知ゴールドカップ・山口健治杯」FⅠが開催されているが、いよいよ最終日となる。
A級準決勝が終わって決勝進出の7名が出揃った。そのA級決勝の8Rに出場する猪狩祐樹選手に話を聞いてみた。
今開催は予選スタートからピンピンで勝ち上がった。初日は自分で捲って上がり11秒1。準決勝は太田将成の番手で脚を温存から外を回して突き抜けており、動き自体は文句なしと言っていい。
「初日はあれですけど、準決は全て太田君のおかげ。キツいのが分かっているのに脚を使って前(橋本凌汰-愛敬博之)との車間を詰めに行ってくれた。自分は付いていただけだし、4角から外を踏んだだけですから(苦笑)。でも、脚の感じは凄くいいですよ」と話してくれた。
あと気になっていた「動きが良くなった要因」について聞いてみた。
「フレームとかセッティングは今までと一緒。競輪とは違うんですが、一つだけ変えたっていうのがあるんですよ。それは整体なんですけどね。いわきにあるんですが、普通だと診てくれないところなんです。紹介状を色々な人から書いてもらっても診てくれないし、電話をかけても出てくれないんですよね。その先生から直接、電話をもらって『お前の身体は悪すぎるから、診てやるから来い』と言われて…。もうビックリしましたよ。それで行ってみたんですよ。実際、ボロボロだったので(苦笑)。診てもらう前は信じていなかったけど、やって(施術して)もらっている内に身体に変化が出てくるじゃないですか。やってもらったところがやる前とは全然違うし、脚の先までの感覚がなかったところなんかは『腱を繋げておくから』と言われてやってもらったら感覚が戻ってきたんです。他にも色々とやってもらっているんでが、良くなってきたのは先生のおかげです。今も競走に参加する前と帰ったら行ってます。良くなってきたのは富山からですかね。確か(3場所前)平が終わってから行ったので」と話してくれた。その表情はすこぶる明るい!