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福井競輪では「第41回共同通信社杯競輪(GII)」が13日に2日目を開催。7R二次予選を走って2着の中野慎詞に話を聞いた。
初戦は突っ張り先行でライン、ワンスリーの好走から一転。二次予選の中野は見せ場なしに終わった。目まぐるしい攻防に「全てにおいてワンテンポ、ツーテンポと遅れてしまった。もっと早く立て直せていれば…」と表情は険しい。
しかし、終わって見れば中野が2着、マークの五日市誠が3着で、ともに準決勝へ勝ち上がりに成功した。
「結果だけ見たらいいけど、内容は評価できるものではない。全く嬉しくないです。今日はたまたまです。もう運は味方してくれないと思うので、準決勝こそ自分のレースを」と言葉に力を込める。
準決勝はオールラウンダーとして北日本をけん引する菅田壱道とのタッグ。菅田に任された以上は、菅田がやれるレースではなく“中野だからこそできる”レースが求められる。