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西武園競輪場のナイター「開設75周年記念・ゴールド・ウイング賞(GIII)」が28日に開幕。12RのS級初日特選で2着の眞杉匠に話を聞いた。
誘導員のクリップバンドが外れる珍事で再発走となった初日特選。
前受けを選択の眞杉匠は、打鐘で新山響平を突っ張ると、番手の吉田拓矢も牽制して援護。しかし、その隙に単騎の山口拳矢が内を掬い、眞杉の番手へ。好位から山口が捲り、捲られながらも眞杉は2着に粘った。
「キツい~」と悲鳴を上げながら現れた眞杉。「(山口を)止めたかったけど、直線だったし内から行かれるのは嫌だったので。もう少しカカっていれば…」と悔やんだ。
それでも悲観する内容ではなく、眞杉からは前向きな言葉も。
「SSになる前のレース映像を見て、セッティングをいじって乗り方も意識。方向性はいいと思う。徐々に良くなってくれれば」と原点回帰の模様。
地元勢を含め、多くの関東勢が一次予選を突破。「明日も自力ですか?これだけ勝ち上がったから番手になるかと」と笑ったが、二次予選は武藤龍生との連係でしっかりと人気に応えてくれるはずだ。