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函館競輪場ナイター「第68回オールスター競輪(GI)」は17日、最終日を迎えた。11Rの決勝でGI初優勝を飾った寺崎浩平の喜びの声は以下の通り。
優勝できて素直に嬉しいです。最初で最後のチャンスと思って、今回タイトルを獲れなかったら自力でも獲れないぞという心構えで臨みました。
太田(海也)君もスタートが速いし、すんなり前受けできるとは思っていなかった。タイミングを見て、どこからでも先手を取りにいく作戦でした。
古性(優作)さん、南(修二)さんも後ろを固めてくださったし、僕は脇本さんとの連結を外さないように集中。どんどん加速していき、体感したことのないピッチだった。流石に脇本(雄太)さんもバックでスピードが鈍ってきた感じがあって、後ろから続々と来られて飲み込まれるよりは、前に踏んでラインで決められるようにと。それでも脚は溜まっていなくて、4コーナーからの直線がすごく長く感じました。
今年はタイトルに届きそうな手応えがあって、しっかりと近畿の先頭でやってきたことが実を結んだと思います。脇本さんの後ろという責任ある位置で、数少ないチャンスをモノにできてホッとしています。
脇本さんは自力でタイトルをいくつも獲っているし、僕も続けるように。また脇本さんの前を回れるように脚力を付けたいです。グランプリ出場が決まっても、やることは変わらないですね。一戦一戦、積み重ねていくだけだと思う。
今回はファンのみなさんの投票があってオリオン賞からスタートできて、ここまで来られた。ファンあっての優勝だと思います。ご声援ありがとうございました。