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平原康多
同期3人で良い思い出になった
今年の競輪祭は粋な番組が多い。東日本や西日本の区切りで自動番組ほどではないが、面白い連係が見られる。
そんな一つがこの平原康多-和田健太郎-五十嵐力の「87期トリオ」だった。
レースは平原がさすがの立ち回りで逃げた高橋晋也の3番手を確保。一人で捲ってきた犬伏湧也に上手くスイッチし、直線では鮮やかに突き抜け和田との同期ワンツーを決めてみせた。
「この歳になって特別競輪で同期3人の連係だったのでワクワクしました。良い思い出になりました。和田さんとは久しぶりの連係で、本人には言っていないけど、後ろに付いてくれて心強かった」と楽しそうにレースを振り返る。
平原は前回の四日市記念で途中欠場。肝心の状態面に付いて聞かれると
「前回は坐骨神経痛で左足がしびれてストレッチもできなかったけど、今回は8割9割伸ばせて可動域が拡がった。新車も煮詰めてきたので前回に比べて感じも良いです」と不安を払拭するコメントが飛び出した。
今開催はS班残留へ勝負の掛かる大一番。まずは一次予選同期と最高のスタートを切った。