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函館競輪場では8月12日(火)~17日(日)の6日間、『第68回オールスター競輪(GⅠ)』が開催される。輪界のスターが北の大地に集結。今年から勝ち上がりのシステムが変更。大きく異なる点としては、昨年まで1つだったオリオン賞レースを2つ実施。勝ち上がりのレースでも、準々決勝A、Bが行われる(開催4日目)。
昨年の平塚オールスター決勝ゴール前
新山響平
北日本勢の中心は新山響平。この人を中心に佐藤慎太郎、守澤太志、成田和也、和田圭、渡部幸訓らのマーク陣が生きてくる。若手の中野慎詞、中石湊、小原祐太もトップスピードの高い選手で飛躍に期待したい。
眞杉匠
関東勢は自力選手のレベルが高く粒ぞろい。眞杉匠、吉田拓矢のダブルエースに坂井洋、佐々木悠葵は玉野のサマーナイトフェスティバルで優出。この4人はヨコの動きも苦にせず、その時のメンバー構成や調子で並びを入れ替えられる強みがある。マーク陣は杉森輝大、諸橋愛が第一線で奮起。若手の筆頭は吉田有希。脚はもちろん自転車のセッティングに定評があり、他地区の選手が相談にいく場面もよく見る。
郡司浩平
南関勢は郡司浩平、岩本俊介を二本柱に置くが、深谷知広、松井宏佑もGクラス上位で戦う強力なメンバー。郡司と深谷は前後を入れ替わりながら上位で善戦。岩本はS班になってからの成長が著しい。肩書に力が牽引されているかのようだ。マーク陣では和田健太郎と松谷秀幸。両者共に近況は伸びている。
山口拳矢
中部勢はS班不在。その中で孤軍奮闘しているのが山口拳矢。近況は怪我も多くビッグレースでの活躍からは遠ざかっているが、直前の富山記念では8秒8のバンク新で優勝するなど本来のパワーが戻ってきた。ベテラン勢では浅井康太が調子を上げている。今年の日本選手権競輪では優出。まだまだ上で戦えることを証明した。
古性優作
近畿勢は脇本雄太と古性優作。今の日本の競輪の中心にいるのがこの二人。脇本は他の選手と戦うよりも、持病の腰痛との戦いが成績に影響する。最近は捲りが多いが、高いスピード域を持続できる能力は圧巻。古性は真の自在屋。逃げも打つし、捲りも、位置取りも。並外れたボディバランスでありえないコースを潜り抜け、突っ込む。そこに援軍で加わるのは寺崎浩平。今年は各地で結果を出しており、いつタイトルを獲ってもおかしくないレベルまで成長した。
清水裕友
中国勢は清水裕友と太田海也。4月の日本選手権競輪では失格に終わった清水だが、6月の高松宮記念杯、7月の玉野サマーナイトフェスティバルで優出。今回さらなる飛躍したいのは太田海也。ボート選手から転向し、自転車に乗って短期間で急成長。今はナショナルチームに所属し、日本を代表するスプリンターに成長した。
犬伏湧也
四国勢はS班の犬伏湧也を中心に戦う。犬伏の持ち味は爆発的な加速力。誰が相手でも力でねじ伏せ主導権を握る姿はまさに闘犬。輪界の『グレイハウンド』だ。犬伏を援護するのは師匠の小倉竜二。何度も連係して実績を積み上げてきた。橋本強も心強いマーク選手。あとは近況1着を量産している石原颯にも期待。単調なところはあるが、自分の型に嵌める事ができれば大物食いもある。松本貴治も勝負強い。
山田庸平
九州勢で今現在GⅠクラスで奮闘しているのは荒井崇博、山田庸平、山田英明、北津留翼、嘉永泰斗。荒井は年齢を感じさせない走りで今もなお自力兼備。山田兄弟は自在脚。自力選手がいれば付くし、いなければ自分でやるスタイル。北津留は自慢のスピードを生かす一撃で抵抗。嘉永は器量がいい。強地脚を生かした走りと思い切りの良さが魅力だ。
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