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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で21日、「PIST6 Championship2022-23」フォースクォーター・ラウンド1の決勝レースが行われた。初優勝を飾った椎木尾拓哉に話を聞いた。
――初優勝おめでとうございます!
ありがとうございます。今年は競輪での優勝もなかったし、まさかPIST6で優勝できるとは思っていなかった。素直に嬉しいですね。
――S級1班ただひとりの参戦でした。
一人だけやったんで何とか頑張って意地を見せることができたかな、と。
――決勝戦を振り返っていかがですか?
スタート枠順の前のコースが鈴木(陸来)君が突っ張って先行するかたちになったので、自分は行けるところからスパートしようと考えていました。
鈴木君が強くて捲れるか分からなかったけど、ゴール前で勝負ができて楽しかったです。
――2度目のシリーズを振り返ってどうでしょう?
全体的に流れが良くて、初日で流れを掴んで勢いがついたと思う。
しっかりと展開をモノにできました。
――優勝の要因は?
ウエイト練習の成果やカーボンフレームで乗り込んでいたのが良かったんだと思います。
――地区プロ優勝(エリミネーション)、PIST6優勝と連続優勝でいい流れですね。
ちょっと帰り道、気をつけて帰らないと(笑)。
競輪でも優勝がしたいので、このいい流れを繋げられたらと思います。
――優勝賞金の使い道はどうしましょう?
ちょうど家族旅行を計画していたので、家族サービスします(笑)。
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
応援ありがとうございました。競輪もPIST6も盛り上げられるように頑張ります。車券に貢献できるように頑張るので、今後も応援よろしくお願いします。
(こぼれ話)
取材を終えると、同県の後輩・石塚慶一郎を前にして無邪気に喜んだ。それまで見せることのなかった椎木尾の姿に「その笑顔、表彰台で見せて下さいよ!」と思わずツッコんでしまった記者だった。