ピックアップ選手

【京王閣競輪 東京オーヴァルカップレースGⅢ】注目選手PICK UP

2025/07/24

京王閣競輪 東京オーヴァルカップレースGⅢ

荒井 崇博【長崎/82期/S1】

 九州地区を代表するベテランであり、自力選手からの信頼は厚く参謀役でもある。今年の4月に誕生日を迎えて47歳になってしまったが、タテの威力に衰えは感じない。それに現在でも逃げとまくりの決まり手があるというのには驚きを隠せない。それは日々の努力の賜でもあるだろうが、自身のポテンシャルの高さなのではないだろうか。
 今シリーズは九州地区の機動型は豊富。後藤大輝を筆頭に東矢圭吾、兼本将太、梶原海斗、松本秀之慎といった伸び盛りの若手が数多く参戦を予定しており、目標には事欠かないはず。自身の調子云々は抜きにしても、いい走りをしてくれるに違いない。

阿部 力也【宮城/100期/S2】

 タテの威力に定評がある選手だ。今年名古屋競輪場で開催された日本選手権競輪GⅠで予選からオール連対で勝ち上がって決勝4着。周りから見れば「大活躍だったな」と思うだけで終わってしまいそうだが、初の決勝では悔しさもあっただろうし、上位で戦うための課題も見つかったはずだ。
 その課題に取り組んだ結果が、6月に岸和田競輪場で開催された高松宮記念杯競輪GⅠで出たのだろう。3着、1着、8着(青龍賞)で準決勝まで進出しており、7着でGⅠ連続優出は逃した格好にはなったが、成長しているのが見て取れた。
 競走得点も112点台にまで跳ね上がり、その点数はおそらくキャリアハイではないだろうか。今期は2班が故に予選スタートを余儀なくされるが、しっかり結果を出してくれるだろう。

吉田 拓矢【茨城/107期/S1】

 今年名古屋競輪場で開催された日本選手権競輪GⅠを獲ったことは競輪ファンだったら記憶に新しいところだろう。 関東地区を代表するというか、輪界でもトップレベルの眞杉匠との連係からこの大会を初制覇して、一躍時の人となった。
 能力評価の高い選手であったが、足踏み状態が続いていた。その中で数少ないチャンスとモノにできたというのは能力があったからこそなのではないだろうか。
 最近の決まり手を見てしまうと逃げが「0」でまくりと追い込みの決まり手が大半を占めてるようになってきた。人の後ろを回るレースが増えているというのもあるだろうが、ダービー王という称号を得てから周りの見る目も変わってきているのも影響しているのかもしれない。まだまだ年令は30歳だし、これからも飛躍が望める実力者だ。まだスタイルチェンジをする歳でもないだろうし、主導権を取ってネジ伏せる走りというのも見てみたいものだ。
 今シリーズはタイトルを獲らせてもらった眞杉匠も斡旋されており、2人の前後を含めてどんな走り、連係を披露してくれるか注目しておきたい。

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