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【青森 モーニング】鈴木孝征選手は「脚自体はいい。しっかり援護してチャンスを待つよ」
7月10日から青森競輪場で「週刊大衆杯・TIPSTAR杯」のチャレンジ・モーニングが開催されている。
最終日となった12日に行われるチャレンジ決勝7Rに出場する鈴木孝征選手に話を聞いてみた。
まず今シリーズの予選は先行した吉松賢二の番手。絶好展開をモノにして1着スタートを決め、準決勝も吉松の番手だった。ただ、道中でもつれたところで連係を外してしまうが、自らまくりを繰り出して片折勇輝を飲み込んで連勝での勝ち上がりを決めた。
準決勝が終わって話を聞いてみると「佐藤裕輝君が前を取るケースの作戦は立てていなかったんですよ。自分がポンと出たから前を取れたと思ったんだけど、外から行かれてしまって…。吉松君が外競りにいくとは思っていなくて、そこで連結を外してしまったのは反省ですね。ただ、気持ちを切り替えてまくって行ったら届いちゃった(笑)」と振り返る。
そのあとに2日目の白星で400勝まで『あと4勝』と迫っている事を伝えると「えっ! もっと勝っているかと思っていた。あと2勝くらい達成するんじゃないかと(笑)。もうちょっと頑張りますかね。最近は脚の感じがよくなってきたし、もう少しまくりを出そうと思っているんですよ」とも付け加える。
決勝はメンバーが決まると「(吉松君に向かって)地元の池田(充槻)君に行けばいいよ。その方が皆にチャンスがあるからと言う」。これによって池田充槻-吉松賢二-鈴木孝征の即席ラインが完成し、別線は丸山留依-渡邊一洋・片折勇輝-足達重満となって3対2対2の3分戦になった。