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小松島競輪 4日目 12R 3番車
小倉竜二 選手
記者「準決勝は古性選手が早めに行ってくれましたね。」
小倉「思ったより早く行ってくれた。先行屋みたいやったね。出足も良く抜けそうな雰囲気でワンツー決まるかなと思ったけど、4着まで沈めてしまって残念。菅田と佐藤が内外に分かれて吸い込まれるように来たから俺も食われるかと思った。古性君は隠れていくタイプやし踏み出しで離れたら終わり。踏み出しには注意してました。堤さんはキツかったやろうね。最後は3億円プレイヤーを3千万プレイヤーが抜いてしもたね(笑)。」
記者「小倉選手は無傷での勝ち上がり。完全優勝・地元記念初Vも懸かっています。」
小倉「俺はもうエエやろ(笑)。あとは展開がきたら。ここまでのレースは展開一本。番組。ちょんまげやったけん(大名レースって事)。全部ハコで回れただけ。」
記者「太田選手の落車は残念でしたが、決勝は地元5人勝ち上がりました。」
小倉「まぁ一つのレースで地元が3人も勝ち上れるかってなったら難しい。相手もおるけん。森田(優弥)も出させてしもたらキツいし、最初から狙っとったはず。」
記者「決勝はどう並びますか?」
小倉「俺は犬(犬伏湧也)と組んで、島ちゃん真太郎、良君の3人でガチンコ勝負するか?って聞いたけど並びたいみたい(笑)。それやったら自力で動いとる3人の後ろで4番手。良君はどうするか自分で決めてくれたらエエ。」
記者「昨年は肋骨骨折のまま痛みを我慢しながらのレースでした。今年はここまで体調も良さそうですね。」
小倉「昨年の宮牌から大きな怪我やってないね。練習も途切れんとできとるし、それがエエんかも。決勝は地元の誰かが優勝出来るように。みんな頑張ってくれるやろ(笑)。」
共同インタビューではいつもの小倉節が記者を笑いに包む。普通に答えるのではなく、必ず一ひねり入る言葉のチョイス。レースでもレースを離れても余裕がある。この『小松島のボス』を中心に地元勢が一致団結できる。明日は犬伏湧也を先頭に島川将貴-小川真太郎-小倉竜二-久米良と強力な布陣。昨年の犬伏湧也の優勝から今年も他地区に譲るわけにはいかない。地元勢の熱い走りに期待したい。