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富山競輪場の「第13回大阪・関西万博協賛競輪(GⅢ)」が12日に初日を迎えた。4Rで3着となり二次予選に勝ち上がった内藤秀久に話を聞いた。
前を任せた堀内俊介が大川剛に叩かれると、内藤は番手の保科千春を捌いて位置を確保。最後は内を突いた棚瀬義大を押し込み、侵入を許さず。外に内にと、内藤は目を光らせて仕事に徹した。
目を光らせているのはレースだけではない。内藤は時計やブランド品の買取事業を行う会社を立ち上げたそう。「株式会社Naitonic」の社長となったのだ。
「今月の1日から始めたんですけど、順調ですね。面白いです。寝ずに働いていますよ(笑)。好きだからこそできる。レースで頑張って夢を与えて、社長業も頑張って。二刀流で頑張っていきます!」と話す。
なぜ、会社を?内藤は言う。
「中学生の頃から原宿に行くぐらいファッションが好きで。好きという気持ちが山の頂上を越えちゃいましたね(笑)。目利きも、卸先の交渉から何まで全部自分でやっていますよ。商品の中には4桁を超えるもの、何千万のものもあったりして、しびれます」
買取に大事なのは“目利き”。もちろん、その能力は競輪にも通ずるはず。抜群の目利きでコースを選び、突っ込むのみだ。