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【京王閣ナイター】「競輪選手は天職ですか?」小倉竜二に直撃!

2022/11/16

京王閣競輪場では16日「恩田杯&ムサシノ杯&スポニチ杯(FI)」が開催最終日を迎える。S級決勝12Rに出場する小倉竜二に話を聞いた。

初対面となった小倉に新米記者はかつてない緊張感を覚えながらも、勇気を出して直撃。どうしても聞いてみたかったこと。どストレートな質問をぶつけてみた。(アオケイ・八角)

 

――小倉選手がレースで大事していることは何ですか?

 

自分はマーク屋なので、まずはマークを外さないこと。前との間を空けずに隙を作らないことを意識して走っている。最後の4コーナーのことはあまり考えてないね。余裕があれば3コーナーあたりから(別線が)来たら止めるとか。まず順番で言ったら、付いていくこと、仕事すること。で、最後に抜くことですね。

 

――度重なる落車などで競輪が嫌になったことはありますか?


いや、嫌になったことは。まだないから嫌になったら辞めます。

 

――ご自身で職業「競輪選手」は天職だと思いますか?

 

46歳にもなって、こんなにスリリングなことを味わえる機会はなかなかない。ありがたく思っています。職業的になかなかないでしょう。これだけ年が離れていても一緒に競える競技はないし、そういった意味でもエエ職業なんかなぁ、と思いますね。

 

――小倉選手の現在のモチベーションを教えてください。

 

若手が沢山いるので若手に食らい付いていきたい。練習にしても「負けたくない」っていうのが一つのモチベーションになっていますね。

 

――準決勝を振り返っていかがですか?

 

笠松君のおかげ。彼が目一杯、頑張ってくれた。自分の感じとしては初日よりも良い。

 

(笠松が現れると「ありがとう、他地区の人間なのになぁ」とねぎらう。「こちらこそ付いていただき、ありがとうございました!」と笠松は何度もお辞儀。その後も小倉が笠松に親身にアドバイスを送る姿は親分肌そのもの。前検日から他地区の若手選手とコミュニケーションをとる小倉の姿を幾度も目撃した。)

 

――決勝はどう戦いますか?

 

(黒田淳と話合う)お互いに単騎で決めずに走った方がエエんとちゃうか。単騎、単騎。タン、タンで頑張ります。