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【青森競輪モーニング】杉山悠也「ここで下げ止まりにしないと」

2025/06/01

【青森 モーニング】地元の杉山悠也選手は「ここで下げ止まりにしないと。目一杯、抜きに行きます」

 

5月31日から青森競輪場で「ニッカン・コム杯」F2(1・2班戦)モーニング競輪が開催されている。

6月2日の最終日に行われるA級決勝7Rに出場する杉山悠也選手に話を聞いてみた。

 今シリーズは7着2着で決勝へ進出。初日特選、準決勝と比佐宝太のハコ回りだったが、初日は最終バックでコースを迷って失敗。準決勝は道中で絡まれたが、しっかり凌いで最後は1車輪差まで迫っていた。

 見ている限り上向いている感じを受けるが、その辺りの事も含めて話してみた。

 「初日に関してはやっぱり迷いがありましたね。まくって行った比佐君に付いて行って外を踏んだ方がいいのか、内に入って斬り込んだ方がいいのかで…。今思うと付いて行った方がよかったかな。でも、バックまでに脚を使っていたので、一杯一杯でしたけど(苦笑)。準決は1センターで絡まれたけど、上手く凌いで2コーナーからしっかり荒木さんを締め込んだ。車輪が接触してしまうというリスクもあったんですけど、やっぱり自分の位置を確保しないと。比佐君のまくりに付け直して最後は抜きに行ったんですけど抜けなかった。ただ、1車輪差まで迫っているし、道中で脚を使った事を考えるとまあまあのレースはできたかと」と振り返る。

 決勝戦の事に話を向けると「自分が1番車ですけど、小谷君はスタートがめちゃくちゃ早い。だからスタートは取れないんじゃないかな」と話しているところに高橋秀吉が寄ってきた。「俺も小谷君のスタートを邪魔しにいくよ。だから死ぬ気で取りに行けよ」という。それに対して杉山悠也は「多分、無理ですね。だから小柳君が前受けになると思う。単騎が2人いるから比佐君が押さえに行くパターンになりそうだけど、小柳君は2車でも下げずに突っ張るんじゃないかな。まあ、少し踏み合いになった方が自分の持ち味が出せると思うから、じぶんとしてはその方がいいんですが。あと気をつけなくちゃいけないのが遠藤君。単騎でも1周くらいならカマシがあるからね」と分析。

 最後に「比佐君は若いのにラインを大切にする競輪をしてくれる。本当に貴重な選手ですよ。ただ、自分としては高橋さんと決めたいので、比佐君には悪いけど踏ませてもらいます」と言って締め括った。

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