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【取手競輪 開設75周年記念水戸黄門賞GⅢ】芦澤大輔「若い子が出てきたのはいいこと。でないと衰退する一方」

2025/05/30

取手競輪場の「開設75周年記念・水戸黄門賞 (GⅢ)」が31日に開幕。初日6RのS級一次予選を走る地元の芦澤大輔に話を聞いた。

地元からはダービーを優勝した吉田拓矢をはじめ、総勢10名がエントリー。木村皆斗、松崎広太ら次世代を担う若手が名を連ねる。

 

「(地元記念に出場するメンバーが)少し前と比べて、がらりと変わりましたね」と話すのは芦澤大輔だ。

 

「若い子が出てきたのはいいこと。でないと衰退する一方ですから。しっかりと茨城全員で“競輪”を見せられたら。それに、ここからが関東の競輪が試されると思うので」

 

 レジェンド・神山雄一郎に続いて、先日、平原康多が引退。芦澤は「神山さん、平原のやってきたことを見せていけるように。うちの“総大将”も相当、気合が入っていると思う」と頷く。

 

“総大将”武田豊樹。武田自身もまた、ともに関東の競輪を築き上げた平原の引退に「康多が引退して、これからは言いづらいことも僕が言っていかないと。自分はもう一度、GIの舞台を目指して頑張りたい」と意気込みを見せた。

 

芦澤の言う通り、ここからが茨城、関東の結束力が試される。

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