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【京王閣競輪F1ナイター】初日は自力勝負 寺沼拓磨

2025/05/23

寺沼拓摩が覚悟の自力戦

「長島さんの前を回るからには」

 

 

逃げて捲って捌いてとオールラウンダーな寺沼拓摩。何でもできる脚質が一番の売りとなるが、初日はそういう訳にもいかなくなった。関東は長島大介、芦澤大輔の3人セット。しかも、長島はバリバリの自力選手、芦澤は盟友・平原康多の引退でバチバチの好気合。簡単に「前で」と言う感じではなかった。

 

「決まり手はこんな感じだけど、自分も自力選手なので前でやりたかった。長島さんはずっと自力で頑張ってきた方。それを踏まえて前で頑張りたいという気持ちは伝えました」

 

寺沼の熱い思いが伝わり、寺沼-長島-芦澤で関東がまとまることになった。

 

 

「いやぁ頑張るしかないですね。初日は『自力』。自在は付けなくて大丈夫です(苦笑)」

 

普段は器用に動いて活路を見出す寺沼だが、ここは恐らく力勝負だろう。無欲の逃げを打てば長島-芦澤で綺麗に抜け出すシーンが浮かぶ。

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