【岸和田競輪ミッドナイト】節目の300勝　小林信晴

A級選抜戦となる3レース1番車で出走した小林信晴は中四国勢の3番手回りから、直線鋭いキメ脚発揮で節目の300勝を達成！！

「３００勝は狙っていた訳ではないけど、３日間のうちどこかで１着は獲りたいなと思ってたんですよ。後ろから仕掛けて来る感じがあって、アンコになっても嫌だなと。戸伏も残し気味の感じだったので突っ掛かってしまって。何とかでしたね。地区が違うのにあれだけ積極的に行ってくれたし、本当にラインのおかげです。

２５年かかってやっと３００勝ですね（笑）。本当はＳ級で３００勝獲りたかったし、自分では自力での３００勝になるかなと思ってたんですけどね。２５０勝くらいから全然勝てなくなって、２７０勝からが長かった…。Ａ級に落ちてからも全然勝てなくなったし...。

それが好転したのが、弟子を取ってから。練習とか色々と見直すキッカケにもなったんですよ。弟子が強くなってきたら負けたくないという気持ちも出てくるし、練習をやりたくないなと思ってても誘ってくるんで行かないといけなかったりしてね（笑）

本当はね、弟子は取りたくないと思ってたんですよ。練習も自分の練習という感じではなくなるんでね。でも若手ともがいたりしてると、今のスピード競輪に対応するにはこれまでやってきた練習じゃダメだなとか気付かされる部分も多いんですよ。

これでようやく自分で背負ってた荷物（３００勝リーチ）がなくなったので良かったです（笑）」